新体操は、音楽に合わせて手具を使いながら演技を行い、その技術や芸術性を競うスポーツです。採点はD得点(難度点)、A得点(芸術点)、E得点(出来栄え点)の合計で行われます。
個人は「ロープ(個人はジュニアのみ)・フープ・ボール・クラブ・リボン」の5つのうち、オリンピックではロープ以外の4種目を1人の選手が行います。
新体操は、1回の演技を終えると大きく表示される総得点の下に『D、A、E』もしくは『DB、DA、A、E』の点数がそれぞれ小さな文字で表示されます。
総得点内各項目の点数の意味と採点方式を以下の図にまとめました。

新体操は、1回の演技を終えると大きく表示される総得点の下に『D、A、E』もしくは『DB、DA、A、E』の点数がそれぞれ小さな文字で表示されます。
総得点内各項目の点数の意味と採点方式を以下の図にまとめました。

新体操は、1回の演技を終えると大きく表示される総得点の下に『D、A、E』もしくは『DB、DA、A、E』の点数がそれぞれ小さな文字で表示されます。
総得点内各項目の点数の意味と採点方式を以下の図にまとめました。

通常4名の審判員で構成され、DB2名、DA2名で各々が採点しますが、最終的に提出する点数は2名の中間点となります。

1つ1つの難度をR、Wと組み合わせたりDAと組み合わせたり、DB同士で組み合わせたり(コンビネーション難度)するので、審判資格のある先生・コーチでないと点数の付け方を全て把握するのはなかなか難しいところです。
DB(身体難度)とは?

DB(身体難度)は「ジャンプ」、「ローテーション」、「バランス」と大きく3つの要素に分けられており、各要素から必ず最低1つずつは演技に組み込まなければならないという必須条件が定められており、不足毎に「0.3」の減点とされます。
演技に組み込んだ最も点数の高い身体難度から9個までが採点対象となります。
※ジュニアの場合は7個までジャンプ大ジャンプ(0.3点)、鹿ジャンプ(0.2点)、ジャンプターン等ローテーションリングターン(0.3点)、パンシェターン、フェッテターン等バランスY字バランス(0.1点)、I字バランス、リング等
例えば、演技の中に大ジャンプ、リングターン、Y字バランスを1つずつ組み込んだとします。すると、これらが完璧にできたら「0.7」の加点がもらえるわけですね!
また、演技の中に最低2つ必ず組み込まなくてはならないW(全身の波動)、最高5個組み込むことができるR(回転を伴うダイナミック要素)もDBに含まれます。
※ジュニアの場合、Rは最高4個まで
R(回転を伴うダイナミック要素)とは?
俗にいう『投げ』のことで、以下の条件を満たすことが加点の必須項目となっています。
- 選手が立った状態で二人分の身長を越える高さまで手具を投げる
- 手具が空中にある間に最低2回の360度回転を行う
- 回転直後または回転後の動作と組み合わせた手具の受け
W(全身の波動)とは?
演技の中に必ず2つ組み込まなくてはならない。全身の波動の数が不足してしまうと、0.3の減点となります。また、入っていてもしっかりできていない場合はE(実施)で減点となります。
確実・正確に実施できるよう日頃から練習する必要のある大切な要素です。
DA(手具難度)とは?
DA(手具難度)とは、特殊な基準を伴った状態で手具技術の要素(手具ベース)を行うこと。演技中に実施された順で20個まで(シニア)が採点対象となります(最低1個)。
※ジュニアの場合は15個まで
E(実施)得点とは?
Eは、『実施』あるいは『出来映え点』と呼ばれるもので、10点満点からの減点法式により採点されます(2025年からの新ルールでは、E難度という加点方式の要素も追加されます。詳しくは、『実施 (Eスコア)についてをご一読ください)。
E(実施)減点のポイント
- 手具の落下
- 手具操作の欠点(例:リボンのかき不足や絡まり等)
- 姿勢の欠点(例:猫背、内股、肩の上がり、爪先が丸まっていない、膝が曲がっている等)
以上の様に、E(実施)は技術面においてミスや欠陥があった場合にその都度減点されていきます。姿勢の原点は、基本0.1点の減点なのですが、目立つ度に引かれていくため、チリも積もれば…で、演技の完成度が低いと最終的にものすごく引かれることになるのがこの実施点です。
通常4名の審判員で構成され各々が採点しますが、最終的に一番低い点と高い点が無視され、中間2名の点数の平均値が得点として採用されます。
